2012年11月3日土曜日

ジェニィを想う

猫好きで、本好きならば
ポール・ギャリコ作:「ジェニィ」を
ご存知の方って多いんじゃないだろうか。

わたしにとってこの作品は忘れがたく特別。
なぜって、わたしが猫好きになったのは
子供の頃読んだこの本がきっかけだっただから。

読んだきっかけは年子の姉の推薦。
『この本、すごく面白いんやで』
当時、図書館で借りたのは
矢川 澄子訳:「さすらいのジェニー」

猫の印象的なイラストが表紙のこの本
見たことはあっても、それまで手に取らずにいたのは
リアルな猫の絵がちょっぴり怖かったからなのか
「さすらいの」という単語にある種の淋しさのようなものを
感じ取ってなんだかもの哀しい気持ちになったからなのか。

このファーストインプレッションは遠からずで、
猫になった少年と、彼が出会った猫:ジェニーとの冒険が
描かれたお話なのですが、その冒険が綺麗ごとで済まされていない。
生きてゆくためには、お腹を満たす食料が必要で、
それは天から降ってくるわけでもなく、自分で狩る。
わたしが、わたしたちは肉を喰らって生きてる動物なんだ
と初めて意識したのはこの物語によってだったかも・・。

成り行きから、狩りをはじめとした猫として生きていくためのノウハウを
ジェニーから教わる少年。このジェニィがとても恰好いい。
生きるって淋しいって感じることなんだ、
と生意気にも強烈に胸にこたえて感じた一冊です。
同時に、猫好きを世にひとり もちろんわたしのことね 増やした一冊。


ところで、わたしにこの本を薦めた姉ですが
わたしのように猫好きにはならなかった模様。
『良かった』と感想を述べると
『そうやろー』と言ってたのは覚えているのですが。

彼女にとっての、わたしにとっての「ジェニィ」のような本は
きっと他にあったに違いない。
このことについて姉に聞いてみたいような気もしています。


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♪ジェニィの影響か、「完全室内飼いの猫」
って駄目なんだ、って子供の頃は思っていました。
大人になった今は、猫ちゃんにとってこういう道もあり、
幸せも猫それぞれ、と思っています。

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