2012年11月7日水曜日

ココとヤムヤムに会いたい!

丸くてふくふくの猫
しゅっとスリムでスレンダーな猫
ふさふさロングヘアの美人ちゃん猫

ねこの魅力って様々其々だけど
わたしの好みを言えば、
もともとは、ふくふくの猫ちゃんが
猫らしい感じがして、いいなあと思っていました。

それが、スレンダー猫ちゃんもいいなあ・・
と思うようになったのは、この作品の影響が大きい。
リリアン・J・ブラウン氏著:『シャム猫ココシリーズ』

このシリーズ、ジャンルとしては推理小説で、
新聞記者のクィラランが身の回りで起こる事件に出合っては
シャム猫ココ(頭脳)&ヤムヤム(癒し?)のちからを
借りて解決していくというもの。

シリーズ全体を通して二度シリーズ化の機会があったために
前半と後半に執筆タイムラグが生じて時代背景のずれがあったり、
推理小説としてのカラーも異なっていたりするのですが
そこは、『ムース郡在住の母の友人』の動向をからめて
うまくシフトしています。

後半、舞台は「どこからも400マイル北の」ムース郡に移るのですが、
小説の雰囲気はコージーミステリーにぐっと傾いていきます。
りんご貯蔵納屋をリフォームした家にクィルは住むことになり、
その描写がまた素晴らしいのです。
猫たちの設備・・納屋の内壁をぐるりと伝うキャットウォーク
など、愛猫家たちにとっては垂涎もの。

実は昨年、ブラウン氏が逝去されたのですが(御年97歳)
当時やっていたブログに、ちょこっと感想を書いてたので転記します。


◎シャム猫ココを想う
先日、実質始めたばかりに等しいmixiで気になるコミュを色々とみていたところ、『シャム猫ココ』シリーズの著者、リリアン・J・ブラウン氏が今年の初夏逝去されていたことを知りました。亡くなられたときは97歳でいらしたとのこと。かなりのご高齢だとは聞いて知っていたのですが、改めて、まさか白寿に手が届こうとしていた御年におなりだったとは。。きっときっと素晴らしい方だったんだろうなあ、と思います。心よりご冥福をお祈りいたします。


わたしが初めて手に取ったココシリーズは『猫は殺しをかぎつける』で、シリーズ4作目(邦訳第一作。ここがややこいのよね。これは出版年が開いてしまったことが影響していると思います)で、『ムース郡以前』の作品です。



ココファンならば例外なく、クィル、ココとヤムヤムの二匹、それからムース郡とそこに住まう人々が織りなす世界観に強い愛情を感じていると思います。わたしももちろん大・大好きなのですが、実はミステリ作品として見るだけならば、『ムース郡以前』の作品の方が好みなんです。構成とか、クィルと事件の関わりの深さとか、そういうところが。とはいえ、ココとヤムヤムの猫達が登場していることで、作品に漂っているある種の雰囲気はムース郡前であろうが後であろうが、それは全然関係なくて、そこが一番好きなポイントなんですけどね。

ブラウン氏が亡くなったことは、やはりとても残念です。最終作品となった『ひげを自慢する』のラストがあれだし・・。でも、それだから、ラストにふさわしかったとも言えるのかな。ブラウン氏はこの後のゆくえをどのように考えていたんでしょうか。もしも創作ノートのようなものがあったのならば、ぜひ公開していただきたいなあと思います。以前、ここにもかいたのですが、次回作のタイトルだけは早くから決まっていたよう。おそらくは新しい展開に向けてストーリーを練られていたと思う。

これまでに二度読みなおしているココシリーズ。最後に通しで読んだのは、4年ほどまえだったかな。また再読したくなってきました。こんどは、行間を味わうように、彼ら彼女らの会話を楽しむように、じっくりと読んでいこうと思います。





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