2012年9月2日日曜日

ひじきがうちの子になるまでのお話(8) 一日目の夜、二日目。

我が家は戸建ではなくマンションで、ごく一般的な間取りとなっています。つまり、間取りの北半分は玄関+居室で南半分はLDK+四畳半の和室、そして真ん中に水回りと廊下があります。ただ、一つ特殊なのはリビングとベランダにL字型で挟まれるような形で、二畳ほどのタイル敷きの部屋があることです。南側と東側(ベランダ側)に腰窓があり、日当たりと風通しがよいので入居時はここをパソ部屋にしようか等いろいろ検討したのですが、結局は一つきりの壁にぴったりの本棚を作ってもらい、図書室風味に整えておりました。ひじきを迎える前、わたしたちはここを、猫部屋としてひじきに明け渡すことに決めて準備をしていました。といっても、荷物はほとんど動かさず、後から設置したCD棚にあったモノの大半を本棚に移動し、猫関連グッズを置いたくらいですが。まだ夏なので、タイル敷きのままですが、いずれ寒くなる前に絨毯またはホットカーペットを入れようと考えています。

さて、わたしたちは、ひじきのなわばり域を、この間取りの北半分限定とすることに決めていまた。即ち、一緒に寝ない。『猫ちゃんと一緒にベッドで眠る』に少なからず憧れを抱いているわたしでしたが、オットとよくよく相談した上で決めたことです。一緒に寝るならその時は和室で眠り、寝室は立ち入り禁止にしましょうと。そんなわけで、ひじきを迎えた当日、夜、彼にはひとりきりで寝てもらわなければなりませんでした。淋しがって夜中中鳴いたりしたらどうしよう、今日だけは和室で寝ようかなどと思ったのですが、すでに夜遅く(2時ごろにはなってたと思います)なっており、今日一日大変だったひじきも疲れてすぐに眠ってしまうと思われたこと、寝室に引き上げて暫くするとオットが鳴き声が止んだと言ったこともあり、心配しつつも離れての就寝となりました。

翌朝。やはり心配で、5時ごろに目が覚めました。すぐに猫部屋へ行ってみると、ひじきはすでに目を覚ましており(鳴いてはいませんでした。)、わたしが部屋に入ると嬉しそうにしながら近づき、すりすりしてきました。ああ、これから毎朝、ひじきちゃんとこうして朝のあいさつを交わすんだなあと思うとこころがほっこりしたのを覚えています。昨夜一緒に居てあげられずごめんねえとかなんとか、独り言風味に事をしゃべりながら体をなでてあげていると、さらに嬉しそうにします。

オットはその土日とも仕事だったので、わたししかいない!との使命感に燃え、一歩も外へ出ないくらいの勢いで過ごしました。まあ、買い物くらいには出ましたけれど。土曜日は、まず慣れてもらうことが先決だと思い、午前中は猫部屋にわたしも籠って一歩も出ずに側についておりました。まあ、いってしまえば、ひじきといちゃついてたってところ。


ルンバが動いているところを猫部屋から眺めるひじき



この時はかごにすっぽり収まってたのねえ・・



最初から、ひじきはどちらかといえば
おしゃべるする猫ちゃんだったと思う
こちらを向いて、にゃあ。
かわゆい声なんです、これがまた。


はじめて猫を飼うわたし、ものの本によると、『猫は一日20時間眠ります』とのこと、本当なんだろうかと思っていたら、本当だった・・。ひじきちゃんも、この日の午前中、ずっと眠っていました。体温のあるひと肌と密接していた方が安心するだろうと、わたしも、ずっと膝を提供しました。トイレに行きたくっても、足がしびれたってそんなの何でもないのよ、だって、この過程が即ちわたしを好きになる過程そのものなんだもん、とやや邪なことを考えておりましたが、まあ、恋のかけひきと同様目をつぶっていただくということでお見逃しを。あとねえ、ひじきちゃん、わたしの膝の上で眠りながら「ううーん」とかなんとかいうんですよ。これがまたかわゆくって。


午後、猫部屋をオープンしてみたところ、恐る恐る部屋から出てきたひじき。でも、やっぱり怖いみたいで、何か音がしたりすると、すぐさま猫部屋に逃げ込んでいました。たった一日足らずここで過ごしただけなのに、もうここが『僕のお部屋』になってるのかな、と思うと嬉しくなりました。



実は、オットは土曜日も道場の稽古があります。仕事があればそのまま直接、無いかあっても早く終われば一度帰宅し夕食を一緒に食べてから出掛けていきます。この日は前者でした。帰宅は金曜よりは早いもののほぼ午前様。午前中と同様、ほとんど猫部屋に籠りながらふたりで過ごして一日はすぎていきました。本当であれば、猫ちゃんのテリトリーとなる場所を自由に歩き回らせて、危ない箇所のチェックをした方がよかったと思うのですが、万が一とんでもないところ、例えば冷蔵庫の裏などに入りこまれたりすることを考えたら、オットが居る翌日の午前に行った方がよいと思いました。まあ、ここぞとばかりに、わたしの匂いを覚えさせてひじきを取りこむ邪な心は当然ありましたけれど。


このようにして、土曜日は無事に過ぎていきました。この日も、ひじきは猫部屋でひとり寝です。前日と違って鳴くことはありませんでした。


(9)に続きます。



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4 件のコメント:

ポー太郎 さんのコメント...

ひじきちゃんは、点々子さんご夫婦の愛情をたくさんもらうことが出来て幸せですね。
うちもペットショップで売れ残っていたポー太郎をつれて帰った日からしばらくの間、夜鳴きをされてしまい、困り果てました。可哀想でいっしょに寝てあげたくなりましたが、我慢我慢でした~

点々子 さんのコメント...

>ポー太郎さま

こんばんはー。
いつもコメントありがとうございます♪

先日、ワイルドポー太郎くんの写真を見せてもらってから、わたしの中でイメージが膨らんでます。ワイルドな腕白ワンちゃんなのに、甘えん坊って(笑)

夜泣き、ひじきは比較的しない方だったんです。飼い主的にはちょっと物足りない感じでありました。

mory さんのコメント...

こんにちは。
うちにもルンバあるんです。
ネットでルンバに乗ってる動画を見ていて
もなかもルンバに乗らないかなーって思ってますが、ひじきちゃんはこわごわのぞいている感じですね。
やっぱりにゃんこはモーター音は嫌なんですかね。

ひじきちゃんと点々子さんの出会いを読ませていただきながら、うちはどんなふうになるかなって思いめぐらせています。

点々子 さんのコメント...

> moryさま

moryさん、こんばんは~

そうそう!わたしも最初猫が乗ると可愛いかなーって思ってました。でも、買ったばっかりだったし、ルンバの耐久性もよくわからなかったので、ひじきが乗って壊れたらやだなあと、猫部屋に隔離してたら、動いてるときは近寄らなくなっちゃった(^_^;)

音はあんまり怖がってないけど、普通の掃除機だと、飛んで逃げてます。


moryさんの、もなかちゃん。楽しみですね!